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そうでもないお知らせ

2021年12月19日

12月

矢沢永吉、145回目の武道館ライブ。

いや~良かった!永ちゃん、サイコー!こんなに格好いい熱い70代、いるの?

あ、いました。静岡の西の外れに。

僕の医師として外科医としての師匠。とにかくよく怒られました。30歳過ぎて泣きましたからね、2回も。めちゃくちゃに怒られて、悔しくて悔しくて。手術の腕は超一流。ただ、怒りだすと止まらない。人格否定なんて当たり前。今ならパワハラもいいところですよね。でも、ハートがとにかく熱いんです。患者の命を救うためなら何だってやる。絶対に妥協をしない。そんな姿に憧れてました。

初めて二人で酒を飲みに行ったとき、「お前、勉強以外の本読んでるか?本を読め。文学とか哲学とか、いろんな分野の本を読め。人間の幅が広がるぞ。」とい言われてから本を読むようになったんです。こうやってブログが書けるのも師匠のおかげかもしれません。

僕の静岡での最後の手術が終わったとき、「おつかれさん。お前が俺の最後の弟子だ。」3回目の涙をこらえるのに必死でした。

師匠が開業してから十数年が経ちますが、未だに精力的に診療や大腸検査もバリバリやってます。

まだまだその背中に追いつかせてはもらえない、ありがたい存在です。

今でも僕の師匠は走り続けています。そう、12月ですからね。