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そうでもないお知らせ

2021年9月6日

堀田徳男の言葉

男子車いすバスケットボールが銀メダルを獲得し、パラリンピックが終了しました。

僕はこんなにきちんとパラリンピックを観たことがありませんでした。

両腕がないのに泳ぐ水泳選手、すごい衝撃でぶつかることも厭わない車いすラグビー、頭と技術を駆使して戦うボッチャ。想像や安っぽい同情なんかを遙かに超えるアスリートの姿に本当に魅了されました。

パラリンピックに特有の車いすラグビーやバスケットは競技性も高く、パリに観に行きたい!と思うスポーツでした。

車椅子のチームスポーツは障害の程度でクラス分けされているんですね。それぞれの選手が自分の役割を最大限に完遂するようそしてお互いの足りないところをカバーし合ってチームのために動く、なんか社会にも似ているところがあるなぁ。

今回強く思ったことはパラリンピックを通じて今後、病気や事故などで障害を持った子供たちが、「僕も、私も頑張ろう!」と希望の光を見つけることができるのならば大成功の大会ではなかったかな(もちろん僕ら大人も)、また、多様性を認め合うことが本当の「自由」につながるのであれば、その足がかりとして障害者スポーツの世界大会を毎年日本に招致してできるだけ多くの子供たちに観戦してもらうことがいいんじゃないかなぁ。(偉い人お願いします!)

でも車いすバスケあと一歩でしたね。本当に惜しかった!ずっと涙が止まらなかった。

パラリンピックアスリートの皆さん、本当にお疲れさまでした。そして心から感謝します、本当にありがとうございました。

パラリンピック観戦中、ずっとこの言葉が頭の中にありました。

「すげぇよ・・・どっからそんな力が出てくるんだよ。あんなすげぇの相手によ・・・すげぇよミッチャンも桜木も・・・涙がとまらねえよ・・・」